ハロー!ズーマー ミニチュアダックス - お手頃価格の犬型ロボ

ハロー!ズーマー ミニチュアダックス
歩行×
声認識
顔認識×
タッチセンサー
人感センサー×
電源本体への充電
バッテリー稼働時間20~30分
充電時間約1時間
価格約1万6千円
おすすめ度★★★☆☆

音声認識ができる、お手軽価格のペットロボットです。人工知能などは使われていないので、成長したり、会話を理解したりすることができません。決められた言葉を認識(ボイスコマンド)して、それに応じた反応をしてくれます。

本格的な言葉の理解はできませんが、このお値段で音声認識できるなら十分です。お子さんへのプレゼントなら、このハロー!ズーマーがちょうどよいと思いますよ。

歩けないけど、動きは元気いっぱい!

ハロー!ズーマー ミニチュアダックスは歩いて移動することはできません。しかし、4本足で立って、元気いっぱい動き回ります。元気すぎてたまに脚がおかしな方向を向いてしまうことがあります(その場合は手で治せます)。

ズーマーの動き1

回転

ズーマーの動き2

トイレ

ズーマーの動き3

喜び(おさんぽしよう)

ズーマーの動き4

ダンス

ハロー!ズーマー ミニチュアダックスの動画

ハロー!ズーマー ミニチュアダックスをYouTuberのいおりくんが紹介する動画です。

この動画で、大まかな機能はつかめます。

ボイスコマンドは実質20種類

あらかじめ決められた言葉に反応するボイスコマンド。製品説明ではボイスコマンドは50以上と書かれています。これ、確かに50以上なのですが、実質は20パターンです。

どういうことかというと、このボイスコマンドリストを見るとわかります。

ズーマー ボイスコマンドリスト

ズーマー!は本体の言語選択スイッチで、英語・トレーニング・フレンズの3モードを選択できます。そして、各モードが19種類のボイスコマンドに反応します。英語の「puppy sit」、トレーニングモードの「おすわり」、フレンズの「ちょっと」はフレーズが違いますが、コマンドの意味は同じ(同じ反応)です。ボイスコマンドに対応したモードが選択されている必要があるので、トレーニングモードの時に「puppy sit」といっても反応してくれません。

ですので、ボイスコマンドはコマンドリストの10パターン、スペシャルコマンドの9パターンで19パターン。

そして、名前を付けるとその名前に反応してくれるので、名前コマンドが1パターン。合計の20パターンのボイスコマンドです。

普段は日本語だけど今日は英語モードで遊ぶなど、モードを切り替えて遊ぶのも楽しいのでモード切り替えは良い機能です。

そして、このお値段で既存設定19パターンを認識して、名前にも反応してくれるというのは、素晴らしいと思います。

ただ、1つのモードで50パターンのボイスコマンドを楽しめると勘違いすると、購入した後残念な気持ちになりますので、そこはお間違えの無いように。

4つのモード切り替えで動きが変わる

ズーマーは上記の言語モードの選択以外に、動作モードの切り替えがあります。このモード切替によって動きが変わってきます。モードは以下の4つ。

  • ノーマルモード
  • クイックモード
  • 仲良しモード
  • ボイスコマンドモード
です。

ノーマルモード

背中のボタンを押すとノーマルモードになります。ノーマルモードでは頭を触ると動き回る、頭をなでると寝転がる、寝かせるとお腹をなでてもらえるように甘える、といった行動をしてくれます。

ノーマルモード

クイックモード

背中のボタンを素早く押すとクイックモードになり、コマンドリストにある動きのどれか一つを披露してくれます。そのあとはノーマルモードになります。

クイックモード

仲良しモード

ズーマーを抱っこして、直立させた状態で頭をなでると目がピンクに光り、仲良しモードになります。もしくは目がピンクに光るまで背中のボタンを長押しすることでも仲良しモードにできます。

仲良しモードでもノーマルモードと同様に、頭やお腹をなでると喜んで動いたりするのですが、動きがノーマルモードとは異なります。また、ズーマーがアイ・ラブ・ユーと言ったり、なでるのをやめると寂しがって鳴いたりと、ノーマルモードより甘えてきます。

仲良しモード

ボイスコマンドモード

背中のボタンを目が青く光るまで長押しするとボイスコマンドモードになり、音声認識できるようになります。認識出る言葉は上記のコマンドリストの通りです。
音声認識はボイスコマンドモードの時だけ、というのがポイントです。aiboのようにいつでも音声認識してくれるわけではありません。

ボイスコマンドモード

総合的な評価として、ペットロボットと声で遊ぶおもちゃの中間と言える製品です。ペットにしては動作が限定的、おもちゃにしては高機能。

本当にペットの代わりにしたいと思うなら物足りないですが、お子さんへのプレゼントとして考えると、機能と値段のバランスがちょうどよいと思います。

ズーマーも1万円は超えるので、お手軽とは言いませんが、失敗してもまだ何とかなる価格です。
本物のペットはもちろん、aiboやPLEOのお値段になると失敗はできませんからね。

ズーマーで楽しめるようなら、高級なペットロボットならより楽しめますから、そうやって段階的に進んでいっても良いですね。

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