Robi - ロビ：音声認識ができる2足歩行ロボット

*リンク先で「ロビ（組立済み完成品）」で検索するとみつかります

**充電器に接続しながらでも使用できます

ロビは東京大学特任准教授を務めるロボットクリエイターの高橋友隆氏が手掛けるロボット。腰をかがめる従来の2足歩行ロボットに違和感を抱き続け、腰を落とさずに歩くロボットを開発し、世界中から称賛されました。

その高橋氏のロボットシリーズの家庭向けバージョンがこちらのRobi（ロビ）。

世界で15万台を超える大ヒット！

音声認識機能があり、声に応じて動いたり、お話ししたりするうえに、2足歩行・ダンスといった動作でも楽しませてくれます。人工知能がない以外はロボットに欲しいものは揃っていますね。

成長や、言語認識のアップデートはありませんが、aiboのような月額料金は不要なので、お財布に優しいですよ。

Robi - ロビの動作

ロビは座った姿勢から立ち上がったり、2本足で歩いたり、踊ったりと多彩な動きで楽しませてくれます。しかも、それぞれ音声つき。動画を見てもらえればわかりますが、この動き＋声はものすごくかわいいです。ほんとかわいい。

腰を落とさず歩くSHIN-WALK

ロビシリーズを一躍有名にした腰を落とさない2足歩行「SHIN-WALK」。腰を落とさず人のようにきれいに歩けるロボットはロビだけです。特許技術ですから。

この動き、ロボット特有のものではなく、歩行時の人間のバランス移動・骨の動きを研究することで生まれました。

今までのロボットは、真っすぐの棒で体を支えているようなものでした。これだと、両足の長さが同じなので、軸足が伸びていると、上げた足は膝が曲がっているので地面に届きません。そのため、軸足のひざをまげて体を低くする必要がありました。

SHIN-WALKの原理：人間の骨格と同様に、着地脚は地面に斜め・上げた脚は地面に垂直

SHIN-WALKでは、関節が若干内側を向いています。こうすることで、浮いている脚を股関節から地面に向けて垂直にしたとき、地面についている脚よりも地面方向に対して長くなります。人間も股関節から膝にかけて内側に向いており、まさに人と同じ関節の角度により歩行動作を再現しています。

人間のように、二本足でカッコよく歩けるのが、見ていて愛着がわくんですよね。

音声認識にはレイトロン社の音声認識ボードを利用しています。レイトロンは日本の半導体メーカーで、特に音声認識ボードの開発に力を入れており、雑音の多い工場内などでも動作する音声認識ボードを開発、販売しています。

Robiの音声認識は人工知能ではないので、決められた言葉に対してしか反応できませんが、反応できる言葉は約200と、人工知能の会話ロボットに迫る数です。

また、パソコンを通じて反応できる言葉を書き換えることもできます。ただし、言葉の書き換えは動作保証の対象外です。

書き換え方法は、ツールを使ってエクセルのような表で、動作に対応する言葉を入力するだけです。検索するとすぐ出てきますので、興味のある方は探してみてください。

Robiには複数の性格があり、個体により若干性格が異なっています。性格によって反応が変わってくるので、他の人が持っているロビとは反応が違うという、個性が出てきます。みんなと一緒のRobiではないというのは、愛着が出てきますよね。

声でお願いするとテレビをつけてくれるという便利な機能や、歌って踊るといった日常を楽しくしてくれる機能もあり、普段の生活を楽しくしてくれます。

タッチセンサーはありませんので触れていることは認識できませんが、人感センサーがあるので、人の動きを感知してその方向に顔を向けてくれます。

電池残量が少なくなると「充電してー、ガクッ。」と教えてくれますので、そのときは椅子型の充電器に座らせてあげましょう。

椅子に座って充電

Robiは人工知能を持たないので、成長や長文の理解、理解力の向上はできません。しかし、約200もの言葉を認識できるので、会話ロボットとしてもかなり優秀です。本物のペットでも200通りの反応ってなかなかないですからね。

また、歩行、ダンスといった会話以外の楽しみもあるというのは他にはないポイントです。

まさに「ロボットが家にやってきた」を楽しめる製品です。本物のペット程度のお値段で最も楽しめる会話ロボットを選ぶならRobiですね。

*リンク先で「ロビ（組立済み完成品）」で検索するとみつかります