ミミクリーペット - 真似するだけなのに楽しい。科学に基づいたペット玩具

ミミクリーペット
歩行×
声認識×
顔認識×
タッチセンサー×
人感センサー×
サイズ幅100×高130×奥110mm
重量約400g
電源単4形乾電池×3
バッテリー稼働時間不明
価格約2600円
おすすめ度★★★☆☆

こちらの声をオウム返しで返してくれる玩具です。声はミミクリーペット独特の高い声で、自分の声ではありません。

ただ言葉を返すだけなのになんだか楽しくなってしまうと、大ヒットしました。これは応答があると喜ぶ、真似されると親近感を感じる、早口だと楽しいという人間の心理をうまく利用しているからです。

ミミクリーペットの動画

15秒程度の短い動画ですが、ミミクリーペットの概要は十分にわかりますね。真似してしゃべって、その時体が揺れる。それだけなんですけど、なんだか楽しい。

人間の心理、本能をうまく利用しているから、なんだか楽しい!

なぜか楽しいと感じる理由の一つがミラー効果(ミラーリング効果)の利用です。

人は自分の行動をまねされると親近感を覚えます。これは真似という行為が「尊敬や好意の現れである」と認識されるためです。そのため真似した人に対して自分の仲間であるという認識を無意識に感じます。

ミミクリーペットは自分の言葉を返してくれるので、親近感を覚えるわけですね。

ここで大事なのは、自分の声をそのまま返すわけではないということ。ここが非常に大事です。

ミミクリーペットは、独特の高い声2倍速程度の早口で言葉を返します。

自分の声で返答されるとそれは真似ではなく録音で、むしろ不気味に感じてしまいます。ここを真似する側独自の声にしていることが大事です。

さらに、早口であることで、聞いている側の気分を明るくしてくれます。

アナウンサーなど、しゃべりのプロの方も深刻な話はゆっくり、低いトーンで話し、明るい話や話題の切り替えでは若干速く、明るい声で話します。
よく考えるとこれは日常でも自然に起こっていることで、楽しいこと、うれしかった体験など相手に伝えるとき話すスピードが自然と上がりますよね。声のトーンも普段より高くなります。

楽しい気持ち、嬉しい気持ちを伝えたい時に、低い声でゆっくりと伝えることはありません。

ミミクリーペットは高い声・早口で話すことで、楽しい気持ちの共感を引き出し、あなたの気分を明るくしてくれるわけです。

ペットロボットとではないけれど、大人も楽しめるおもちゃです

ミミクリーペットはペットとしてかわいがるには機能が少ないです。玩具として割り切りましょう。

楽しむための玩具としては優秀です。

テレビの企画でミミクリーペットを外国にもっていって反応を見るというものがありましたが、日本以外でも大うけで、大人も大笑いしていました。
高い声・早口で動きながら自分の言葉をまねしてくれる、ここから感じる楽しさは万国共通で、年齢も関係ありません

お値段は中サイズのぬいぐるみ程度なので、普通の人形やぬいぐるみを買うなら、明るい声で楽しませてくれるミミクリーペットのほうがいいですよ。

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